・脂肪吸引したいけどデメリットってやっぱりあるよね...
・失敗しないクリニックの選び方が知りたい!
今回はこんな悩みに答えます。
この記事を書く僕は、脂肪吸引後のアフターケアを5年以上しています。
本記事の内容
- 脂肪吸引の具体的なデメリット
- 脂肪吸引における失敗リスクとその原因
- 脂肪吸引後のダウンタイムやリスク
- 信頼できるクリニックの選び方とポイント
脂肪吸引は短期間で確実に痩せれることが最大のメリット。
しかしデメリットを知らずに手術を受けてしまうと、「こんなはずじゃなかった。」と後悔することも少なくありません。
本記事では不安でなかなか手術に踏み切れない方のために、実際に受けた方の声を参考に脂肪吸引のデメリットを細かく解説していきます。
また、失敗しないクリニック選びのポイントも紹介しているので、これから脂肪吸引を考えている方はぜひ参考にしてください。
脂肪吸引とは
余分な皮下脂肪を専用の吸引管(カニューレ)を使って取り除く手術のこと。
脂肪吸引は、特定の体部位から余分な脂肪を取り除くための美容手術です。
この手法は、ダイエットや運動だけでは解消できない頑固な脂肪を除去することを目的としています。
具体的には、小さな切開を通して脂肪層に細い管を挿入し、脂肪を直接吸引することにより行われます。
このプロセスを通じて、体のラインを整えたり、特定の部位の脂肪を減らしたりすることが可能になります。
脂肪吸引は、お腹、太もも、腰、背中、腕など、多くの異なる体部位に適用できます。
特に、局所的に脂肪が集中している場所や、体形を整えたい人に人気の手術方法です。
例えば、ダイエットや運動によって体重は減ったものの、お腹周りの脂肪だけがなかなか取れないという場合に有効です。
しかし、脂肪吸引にはリスクや副作用もあります。
手術に伴う出血や感染、また手術後の回復過程での痛みや腫れが起こることがあります。
さらに、手術の結果には個人差があり、期待した通りの体形にならない可能性もあります。
そのため、脂肪吸引を検討する場合は、専門の医師と十分に相談し、手術の利点とリスクをよく理解した上で決定することが重要です。
脂肪吸引は、瞬時に体形を変えることができる強力な手段ですが、健康的な生活習慣を維持することなくしては、手術による効果も長続きしません。
手術後は適切な食事と運動を続けることが、美しい体形を保つための鍵となります。
脂肪吸引のデメリット
まずはデメリットから見ていきましょう。
脂肪吸引のデメリットは以下の4つです。
- 値段が高い
- 失敗する恐れがある
- 術後のダウンタイム
- 死亡事故のリスク
一つずつ見ていきましょう。
脂肪吸引のデメリット①:値段が高い
肪吸引手術の一つの大きなデメリットは、その費用の高さです。
この手術は高度な技術と専門の医療機器を要するため、他のダイエット方法や美容治療に比べてかなりの費用がかかります。
手術の費用は、施術を受ける部位の数や範囲、手術を行う病院やクリニックの立地や評判によっても異なりますが、一般的には数十万円から数百万円と幅広いです。
例えば、腹部や太ももといった大きな部位の脂肪吸引を行う場合、それに伴う費用も高くなります。
このため、肪吸引を検討する際には、手術にかかる費用だけでなく、手術後のアフターケアや必要に応じた追加治療にかかる費用も含めて、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。
値段だけで安易に決めると、別料金が発生することもあるので、麻酔代やデザイン費、消耗品やアフターサービスなどは料金に含まれているのかを必ず確認しておきましょう。
脂肪吸引のデメリット②:失敗する恐れがある
脂肪吸引手術には、期待した結果が得られない、つまり手術の失敗するリスクも存在します。
手術の結果は、施術を行う医師の技術や経験、患者の体質や体形、手術後のケアによって大きく左右されます。
不均等な脂肪の除去、皮膚の凹凸や不自然なラインの形成、手術部位の感染や出血など、様々な問題が発生する可能性があります。
また、手術後に適切な生活習慣を送らない場合、体重が再び増加し、手術前の状態に戻ってしまうこともあります。
このようなリスクを避けるためには、信頼できる医師を選び、手術前後の指示に従うことが極めて重要です。
さらに、手術を決断する前に、可能なリスクや副作用について十分に理解し、納得の上で手術を進める必要があります。
- バランスが不自然
- 皮膚がデコボコ
- 皮膚がたるむ
- お尻が垂れる
- 細くなっていない
診察時に皮下の状態をきちんと把握することは必須です。
取るべき脂肪と残すべき脂肪の見極めができないドクター、デザイン力に乏しいドクターに任せることは絶対にやめましょう。
脂肪吸引のデメリット③:術後のダウンタイム
脂肪吸引を受ける際のもうひとつのデメリットは、術後のダウンタイム、つまり回復期間が必要となることです。
この期間中は、体の腫れや内出血、痛みなどが発生する可能性があり、日常生活や仕事に影響を及ぼすことがあります。
ダウンタイムの期間は、施術の範囲や個人の体質、さらには施術後のケアによって異なりますが、一般的には数日から数週間は最低限必要とされています。
例えば、軽度の脂肪吸引の場合でも、術後すぐに普段通りの活動を再開できるわけではありません。
術後は、医師の指示に従って十分な休息を取り、適切なアフターケアを行うことが重要です。
このダウンタイムは、手術を検討している人が考慮すべき重要な要素であり、仕事やプライベートの計画を立てる上で影響が出ることを理解しておく必要があります。
- 浮腫み
- 内出血
- 腫れ
- 拘縮
- 感覚障害
- 色素沈着
術後のダウンタイムについて詳しく知りたい方は、脂肪吸引後のダウンタイムはどんな症状?【インディバがおすすめ】を参考にしてください。
脂肪吸引のデメリット④:死亡事故のリスク
脂肪吸引手術には、ごく稀に、重大なリスクや合併症が伴うことがあります。
その中でも最も深刻なのが、死亡事故のリスクです。
死亡に至るケースは非常にまれですが、全ての外科手術には一定のリスクが存在し、脂肪吸引も例外ではありません。
手術中の過度の出血、麻酔による合併症、脂肪塞栓症(吸引された脂肪が血管を塞ぐこと)など、様々な要因により重大な健康問題が発生する可能性があります。
これらのリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富で信頼できる医師による施術が不可欠です。
また、手術を受ける前には、潜在的なリスクや合併症について医師と十分に話し合い、全ての情報をもとに慎重な判断を下すことが重要です。
手術を受けることを検討している人は、リスクを十分に理解し、その上で手術のメリットがリスクを上回るかどうかを慎重に評価する必要があります。
脂肪吸引における死亡事故の主な原因は以下の3つです。
- 麻酔
- 脂肪塞栓
- カニューレ操作ミス
①:麻酔
麻酔には局所麻酔・硬膜外麻酔・静脈麻酔・全身麻酔があります。
全身麻酔になると意識と呼吸を完全に抑制させる麻酔になるので、体に大きく負担がかかります。
麻酔専門医がいるなどしっかりとした医療体制が整っているクリニックを選びましょう。
②:脂肪塞栓
同じ姿勢を取り続けたことで血管が詰まりやすくなり循環に支障をきたす、エコノミー症候群などとして知られる病態。
脂肪吸引時の合併症で、血中に流れ込んだ脂肪成分が肺などに詰まることで呼吸不全など、重篤な症状を引き起こすこともあります。
血管などの組織に影響しにくいVASER(ベイザー)脂肪吸引がおすすめです。
- ベイザー脂肪吸引とは
- 特殊な超音波「ベイザー波」を照射して行う最新の脂肪吸引のこと。脂肪細胞のみを遊離させ、血管などの組織を傷つけることなく皮下脂肪を除去できます。公式の認定医資格が必須。
カニューレ操作ミス
細い管を皮下に挿入して脂肪を吸い出すカニューレ操作時に、内臓を傷つけてしまうことがあります。
よほど技術が未熟なドクターでなければ起こりえないことですが、ドクター選びは慎重に行いましょう。
経験豊富なドクターとクリニック選びで、デメリットの大半を最小限に抑えることができます。
脂肪吸引のメリット
次にメリットです。
脂肪吸引のメリットは以下の4つです。
- 部分痩せができる
- 短期間で確実に痩せれる
- リバウンドしにくい
- 傷跡はほぼ残らない
一つずつ見ていきましょう。
脂肪吸引のメリット①:部分痩せができる
脂肪吸引の最大のメリットの一つは、ダイエットや運動では難しい部分痩せが可能である点です。
人の体は脂肪を貯蓄する場所に個人差があり、特定の部位に脂肪が集中しやすい傾向があります。
例えば、お腹、太もも、腰回りなど、ダイエットでなかなか痩せにくい部位がそれにあたります。
脂肪吸引手術を利用すると、これら特定の部位の脂肪を直接除去することができるため、体のラインを自分の理想に近づけることが可能です。
この手法は、局所的な脂肪の除去に特化しており、患者の具体的なニーズに応じてカスタマイズすることができます。
たとえば、筋トレや有酸素運動を頑張っても取り除けなかった腹部の脂肪や、出産後に変わった体形を元に戻したい女性にとって、脂肪吸引は有効な選択肢となり得ます。
部分痩せによって、よりバランスの取れた体形を目指すことができるのです。
脂肪吸引のメリット②:短期間で確実に痩せれる
脂肪吸引のもう一つの大きなメリットは、短期間で確実に痩せることができる点です。
ダイエットや運動による体重減少は、時間がかかる上に、努力に見合った結果が得られないことも少なくありません。
しかし、脂肪吸引ならば、手術を受けたその日から体形の変化が明確に見て取れます。
手術によって直接脂肪を取り除くため、減量の効果は即座に現れ、その結果は比較的短期間内に体形の変化として実感することができます。
例えば、結婚式や大切なイベント前に理想の体形を実現したい場合、脂肪吸引は効果的な手段となり得ます。
もちろん、手術後は適切なアフターケアが必要ですが、脂肪吸引は他の減量方法では得られない速さでの体形変化を実現することが可能です。
この点は、時間をかけずに確実に体形を変えたいと考えている人にとって、大きな魅力となります。
脂肪吸引のメリット③:リバウンドしにくい
一般的に、ダイエットで体重を落としても、元の食生活や生活習慣に戻ると、体重が再び増加するリバウンドが発生しやすいとされています。
しかし、脂肪吸引で除去された脂肪細胞は、基本的には再生しないため、同じ部位に大量の脂肪が蓄積することは少なくなります。
これにより、適切な生活習慣を維持することで、長期的にスリムな体形を保ちやすくなります。
例えば、腹部や太ももなど特定の部位から大量の脂肪細胞が取り除かれた後は、その部位が再び著しく太くなることは少ないとされています。
ただし、脂肪吸引後に大幅に体重が増加すると、手術を行っていない部位に脂肪が蓄積しやすくなるため、バランスの良い食事と適度な運動は引き続き重要です。
脂肪吸引のメリット④:傷跡はほぼ残らない
脂肪吸引手術の技術は年々進化しており、現在では非常に細い吸引管(カニューレ)を使用するため、手術後の傷跡がほとんど残らないというメリットもあります。
手術に使用される切開部位は非常に小さく、適切なケアを行うことで、時間と共に目立たなくなることが多いです。
このため、脂肪吸引を受けたことが外見からはほとんど分からない状態を保つことが可能です。
特に、脂肪吸引手術を検討している人の中には、手術後の見た目や傷跡を心配する方も多いですが、現代の脂肪吸引技術では、この点も大きく改善されています。
適切なアフターケアと経過観察により、美しい体形を目指すと同時に、手術の痕を最小限に抑えることができるのです。
これにより、患者さんは手術後の体形の変化を楽しみながら、日常生活に自信を持って戻ることができます。
脂肪吸引をおすすめする人
以下に該当する人は、脂肪吸引をおすすめします。
- 部分痩せがしたい
- 短期間で確実に痩せたい
- ダイエットが続かない
- リバウンドを繰り返している
- 運動が嫌い
- 楽して痩せたい
- 皮下脂肪が多い
クリニック選びのポイント
脂肪吸引のデメリットを理解すれば、あとはクリニックを選ぶだけですね。
値段も安くないし、手軽な手術ではないのでクリニック選びには慎重になることでしょう。
最後に、失敗しないクリニック選びのポイントを紹介します。
失敗しないクリニック選びのポイントは以下の5つです。
- 専門性
- 脂肪吸引機器で絞る
- ドクターの経験値
- 施術費用
- SNSの情報を鵜吞みにしない
順に解説します。
POINT①:専門性
クリニックを選ぶ際に最も重要なポイントの一つは、そのクリニックや医師が持つ専門性です。
特に脂肪吸引のような高度な技術を要する美容手術を受ける場合、施術を行う医師が豊富な経験と専門的な知識を持っているかが、手術の成功に直結します。
例えば、脂肪吸引を多く手がけてきたクリニックや、特定の部位の脂肪吸引に特化した医師を選ぶことは、より安全で満足のいく結果を得るために重要です。
クリニックや医師の専門性を判断するためには、症例数や経歴、患者からの評判などを調べることが有効です。
また、初診時に医師が行うカウンセリングの質や、手術に対するアプローチの方法を聞くことも、その専門性を測るひとつの方法となります。
専門性の高いクリニックを選ぶことで、手術への安心感だけでなく、より自然で理想に近い仕上がりを期待できるでしょう。
POINT②:脂肪吸引機器で絞る
もう一つの重要なクリニック選びのポイントは、使用されている脂肪吸引機器の種類です。
近年、脂肪吸引の技術は日々進化しており、より安全で効果的な機器が開発され続けています。
例えば、レーザーや超音波を利用した脂肪吸引機器は、従来の方法に比べて細かい部位の脂肪除去に優れているほか、術後の回復が早いというメリットがあります。
クリニックによっては、最新の技術を取り入れた高度な機器を用いて脂肪吸引を行っている場合があります。
このような機器を使用しているクリニックを選ぶことは、手術の精度を高め、ダウンタイムを短縮することにつながります。
クリニック選びの際には、どのような脂肪吸引機器を使用しているかを確認し、最新の技術による手術を受けられるクリニックを選択することが望ましいでしょう。
機器の種類によっては、より自分の希望に合った施術を受けられる可能性が高くなります。
血管や組織をほとんど傷付けない「ベイザー脂肪吸引」がおすすめだよ!
POINT③:ドクターの経験値
術後のドクターの経験値は症例数の多さに直結します。
美容外科医としての経験年数が長くても、脂肪吸引の経験が少ないドクターもたくさんいます。
ですので、上記でもお話ししたように「専門性」はかなりの重要項目になりますね。
POINT④:施術費用
脂肪吸引を含む美容手術の費用はクリニックによって大きく異なります。
施術費用は、手術の範囲や複雑さ、使用する機器の種類、クリニックの立地やドクターの評判によって左右されます。
手術を受ける前には、施術全体の費用だけでなく、術後のアフターケアや追加で発生する可能性のある費用についても詳細に確認することが重要です。
費用を把握するためには、クリニックに直接問い合わせる、ウェブサイトでの情報提供を確認する、または無料カウンセリングで具体的な見積もりを取るなどの方法があります。
ただし、費用が安いからといってそのクリニックを選ぶのではなく、費用対効果や安全性、満足度を総合的に考慮して決定することが肝心です。
手術に関わる費用をしっかりと理解し、自身の予算内で最適なクリニックを選択しましょう。
費用は少しでも安いに越したことはありませんが、費用が安く設定されているクリニックは以下の点に注意してください。
- 麻酔代や消耗品、処方薬代などは含まれているか
- 不要なオプションを進められないか
料金が安過ぎる場合、オプションの勧誘が前提となっていることもありますので、自分に不要だと感じたらはっきりと断りましょう。
できるだけ安く受けたいならモニターがおすすめだよ!
POINT⑤:SNSの情報を鵜吞みにしない
現代において、SNSは美容クリニックや手術の情報源として非常に人気があります。
医師や患者による投稿から、施術の結果やクリニックの雰囲気を知ることができるためです。
しかし、クリニックを選ぶ際には、SNS上の情報を鵜吞みにしないことが重要です。
SNSに投稿される内容は、しばしば最良の結果のみが選ばれて公開されるため、実際の平均的な結果や可能性のあるリスクが省略されることがあります。
効果的なクリニック選びのためには、SNSの情報を参考の一つとして利用しつつ、公式ウェブサイトの情報や、実際にクリニックを訪れて医師と直接話をする、他の患者の口コミサイトでの評価を確認するなど、複数の情報源から得られる情報を総合的に検討することが望ましいです。
さらに、クリニック選びにあたっては、無料カウンセリングを利用して実際に施設を訪問し、医師やスタッフの対応、クリニックの清潔さや機器の最新性など、直接確認できる要素も重要です。
SNSの情報をうのみにせず、自分自身で情報を検証し、納得のいくクリニック選びを行いましょう。
クリニックを選ぶうえでもっとも大事なことは、実際にカウンセリングへ行き医師と直接話をして自分で判断すること。
無料カウンセリングのあるクリニックを選ぼう!
おすすめのクリニック2つ
クリニック選びのポイントを抑えた、私がおすすめするクリニックは以下の2つです。
モニター募集中だよ!
まとめ:まずは実際にクリニックに足を運んでみよう!
今回は、脂肪吸引のメリット・デメリットと失敗しないクリニック選びのポイントを解説しました。
記事のポイントをまとめます。
- 脂肪吸引は特定部位の脂肪を除去する美容手術である
- メリットには部分痩せができる点がある
- 短期間で確実に痩せられる
- リバウンドしにくくなる
- 手術跡がほとんど残らない
- デメリットは費用が高いこと
- 手術の失敗リスクがある
- 術後のダウンタイムが必要である
- 死亡事故のリスクがある
- 出血や感染のリスクがある
- 手術後に痛みや腫れが生じることがある
- カニューレ操作による内臓損傷リスクがある
- クリニック選びが成功の鍵である
- 信頼できる医師と十分に相談することが重要である
- 適切なアフターケアが必要である
脂肪吸引に関するリスクを回避するには、クリニック選びで全てが決まります。
また仕上がりが理想とするものになるかも、とても大事なことです。
そのためにも、しっかりとカウンセリングを受けたうえで、自分に合ったクリニックを選びましょう。
今回は以上です。